杞憂の意味や杞憂に終わるの使い方例文語源など分かりやすく解説!

 

 

杞憂(きゆう)の意味語源を知ると分かりやすく、覚えやすいですよ!

 

私もこれまでなんとなくしか解っていませんでしたし、なんとなく使っていました。

 

そこで今回の記事では「杞憂」という言葉の正しい意味や使い方について改めて調べてみました。

 

 

「杞憂」の読み方

 

「きゆう」と読みます

 

 

「杞憂」の意味

 

心配する必要がないことを心配すること。

取り越し苦労。

 

 

「杞憂」の語源

 

古代中国で「天が崩れ落ちてくるのではないか」と心配したということから、心配する必要のないことを心配することと使われるようになりました。

 

「杞憂」の「憂」(ゆう、うれい)は心配する、案ずるという意味の漢字ですが、

「杞」(き)は植物の柳のことですが、ここでの「杞」は古代中国での「国の名前」です。

 

2000年以上前のことなので「杞の国」に住んでいた人は『空は巨大な天井だ』と考えていて、

 

ある人が、

「空が崩れ落ちてきたらどうしよう」
と心配しました。

 

そこから、

 

起こり得ないことを心配することを「杞憂」と使うようになりました。

 

このような語源や由来を知ると分かりやすく理解できて覚えやすいですよね!

 

 

 

「杞憂」の使い方例文

 

「杞憂に終わる」

「杞憂にすぎない」

「先のことをあまり杞憂してもしょうがないですよ」

などと使います。

 

 

まとめ

 

 

・「杞憂」の読み方
「きゆう」と読みます。

・「杞憂」の意味
心配する必要がないことを心配すること。
取り越し苦労。

・「杞憂」の語源
「杞」(き)は古代中国の国の名前です
「憂」(ゆう、うれい)は心配する、案ずるという意味の漢字です。

・「杞憂」の使い方事例
「杞憂に終わる」
「杞憂に過ぎない」
「先のことをあまり杞憂してもしょうがないですよ」

 

 

 

 

「杞憂」という言葉は、

「杞」(き)という古代中国の国の名前と「憂」(ゆう、うれい)心配する、案ずるという意味の漢字からできていて、心配する必要がないことをあれこれ心配することとして使われています。

 

あまり会話で使うことはない言葉ですが、なんとなく使っている人も多いのではないでしょうか?

 

古代中国だけでなくこの頃は「地動説」よりも「天動説」が当たり前で、海はどこかに端っこがあって滝のように流れ落ちていると考えられていたとも言われています。

 

この時代に空が巨大な天井と考えられていてもムリもないことだと思いますよね。

 

「天の空(巨大な天井)が崩れ落ちてきたらどうしよう」という考えは、

今では、起こり得ないことを心配していると解りますので「杞憂に終わった」という事になりますね!

 

 

 

 

 

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