「誤謬」殆どの方が一度も使ったことのない言葉ではないでしょうか?
文語文としてしか使うことがない言葉ではないでしょうか!?
「誤謬率」は知らないうちに測定されているかもしれません。
試験を受けたときにはすべての回答欄を埋めるのは当たり前だと思っていませんか?
私も最近までそう思っていました。
私も「誤謬」と実際に紙に書いたことは一度もありませんでした。
そこで今回の記事では「誤謬」「誤謬率」という言葉の正しい意味や使い方について、改めて調べてみました。
「誤謬」の読み方
「ごびゅう」と読みます。
「誤謬」の意味
誤謬の意味は辞書的に言うと、
「間違えること」
「一見正しく見えるが間違っている推理」
会計担当者のミスや未熟さにより会計処理を間違ったりした時などによく使われる言葉のようです。
「誤謬」の使い方
使い方としては、
「誤謬を正す必要がある」
「誤謬の訂正」
「誤謬率について教えて欲しい」
「誤謬率を測定する」
などと使います。
「誤謬」の実際に使われている文章
国税庁のホームページに、
「会計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準」という表現がありました。
「誤謬率」とは?
ある試験を受けたときに「難しい問題は飛ばして良い」と但書がありました。
この試験がマークシートで解答するものだった場合すべて答えを埋ることは正しい判断でしょうか?
私も知らなければ当然マークシートなら「当たるかもしれない」と考えてすべての回答をすると思います。
しかし、「難しい問題は飛ばして良い」などの但書があった場合「誤謬率」を測定されていると考えられます。
「誤謬率」とは「誤回答率」とも言える不正解の割合を測定されているということなのです。
つまり「難しい問題は飛ばして良い」などの但書があった場合自信がない回答はしないほうが良いのかもしれません。
「誤謬」の語源
「誤」は巫女が舞い狂うことを表す漢字で誤りということです。
「謬」は誤った発言という意味です。
「誤」も「謬」も誤ったという意味ですが二つ合わせると誤った行動や発言という意味になります。
まとめ
・読み方「ごびゅう」と読みます。
・意味「間違えること」「一見正しく見えるが誤った推理」
・使い方「誤謬を正す必要がある」「誤謬率を知りたい」
・類似語「誤り」「ミステーク」
・「誤謬率」とは不正解率で最近の試験などで測定されている可能性があります
一般的には見たことも使ったこともない人が多いのではないでしょうか?
文語分としてしか使うことがない言葉です。
専門的に会計処理などに誤りがあるというときに「誤謬を正していただきたい」という文書を作ることがあるのではないかと思われます。
また、あることに対して論じたり推理したりしたときにその基本となる考えが曖昧であったり的を得ていなかったりして誤った答えを導いていたときなどに、「誤謬を正していただきたい」と正式な文書を用いることがあるようです。
ただ、私も「誤謬」という言葉を使った書面を実際に目の前で見たことはいまだかつてないです。
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