「姑息」(こそく)の意味は語源を知ると分かりやすく、覚えやすいですよ!
「姑息な手段」とは「その場しのぎの手段」ということです。
「姑息」を「卑怯」や「ケチ」という意味で使っていませんか?
私もこれまでなんとなくしか解っていませんでしたし、なんとなく使っていました。
そこで今回の記事では「姑息」という言葉の正しい意味や使い方について改めて調べてみました。
「姑息」の読み方
「こそく」と読みます
「姑息」の意味
一時の間に合わせにすること。
その場しのぎ。
「姑息」の語源
「姑息」の「姑」(こ)は「しばらく」という意味の漢字ですが、
「息」(そく)は「休息」と使うように「休む」という意味です。
「暫くの間、息をついて休む」というところから「その場しのぎ」という意味に使われるようになりました。
このような語源や由来を知ると分かりやすく理解できて覚えやすいですよね!
「姑息」の誤用されるパターン
「姑息な手段」とは「その場しのぎの手段」という意味ですが、「その場だけの間に合わせ」というところから「卑怯な、または正々堂々としていない」という意味で使われていることが多いようです。
「姑息」に「卑怯」や「ケチ」「ズルい」というような意味はなく誤用であると思われます。
「姑息」の使い方例文
「姑息な手段を使う」
「姑息な手段を取るしかありません」
などと使います。
まとめ
・「姑息」の読み方
「こそく」と読みます。
・「姑息」の意味
一時の間に合わせにすること。
その場しのぎ。
・「姑息」の語源
「姑息」の「姑」(こ)は「しばらく」という意味の漢字ですが、
「息」(そく)は「休息」と使うように「休む」という意味です。
「暫くの間、息をついて休む」というところから「その場しのぎ」という意味に使われるようになりました。
・「姑息」の使い方事例
「姑息な手段を使う」
「姑息な手段を取るしかありません」
「姑息」という言葉は、
中国から伝わった言葉ですが、現代の中国語の「姑息」には「甘やかして育てる」「寛大な措置をとる」という意味があるようです。
日本語にはない意味ですが、「姑息」を「姑」(しゅうとめ)と「息」(むすこ)とすると出て来る意味なのかもしれません。
会話の中で間違って使われて、聞く方も間違ったまま理解されているような言葉ではないでしょうか、なんとなく使っている人も多いのではないかと思われます。
上記のような語源や誤用されるパターンなどを理解することで、覚えやすく間違えないようになるのではないでしょうか!
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