「登竜門」(とうりゅうもん)の意味は語源を知ると分かりやすく、覚えやすいですよ!
最近「登竜門」(とうりゅうもん)という言葉を聞くことが少なくなったような気がしませんか?
私もこれまでなんとなくしか解っていませんでしたし、なんとなく使っていました。
そこで今回の記事では「登竜門」という言葉の正しい意味や使い方について改めて調べてみました。
「登竜門」の読み方
「とうりゅうもん」と読みます
「登竜門」の意味
立身出世の関門。
試験や審査を突破する、賞をとる。
「登竜門」の語源
「登竜門」の「竜門」は、
中国の黄河の上流にある竜門山の渓谷でかなりの急流があり、
「その竜門を登りきった鯉は竜になる」
という言い伝えがありました。
由来は中国の故事の中で李膺(りよう)という実力者に才能を認めてもらうと出世が約束されたようなものだと言われ、その認められた人を竜門に登った鯉に喩えたところから来ています。
このような語源や由来を知ると分かりやすく理解できて覚えやすいですよね!
「登竜門」の使い方例文
「芥川賞は文壇への登竜門と言える」
「名門大学に合格することが良き人生の登竜門と言われてきました」
「自らの目的を決めないと登竜門に進めません」
などと使います。
まとめ
・「登竜門」の読み方
「とうりゅうもん」と読みます。
・「登竜門」の意味
立身出世の関門。
試験や審査を突破する、賞をとる。
・「登竜門」の語源
「登竜門」の「竜門」は、
中国の黄河の上流にある竜門山の渓谷でかなりの急流があり、
「その竜門を登りきった鯉は竜になる」
という言い伝えがありました。
・「登竜門」の使い方事例
「芥川賞は文壇への登竜門と言える」
「名門大学に合格することが良き人生の登竜門と言われてきました」
「自らの目的を決めないと登竜門に進めません」
「登竜門」という言葉は、
「獲得すればその道で高い確率で成功が保証される」
ようなものに使います。
最近「登竜門」という言葉を聞くことが少なくなったような気がします、これは現在有名大学を卒業しても、大手企業に就職しても成功する確率が下がってきていて「高確率で成功を約束されない」ことから来ているのではないかと思います。
「登竜門」という言葉はあまり会話で使うことはない言葉ですが、なんとなく使っている人も多いのではないでしょうか?
反対の意味で「点額」(てんがく)
というものがあります。
「点額」とは竜門を登るのに失敗して岩に額をぶつけて傷(点)をつけてしまうということです。
「登竜門」は鯉幟の語源でもあります。
上記のような語源や由来などを理解できていれば覚えやすく間違えないのではないでしょうか!
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