忖度の意味・読み方・使い方を分かりやすく解説

安倍首相が使ったことで有名になったこの言葉。

地位がある人が使いたがるこの言葉について

読み方や意味について簡潔に解説していきます。

スポンサーリンク

読み方

忖度は今は「そんたく」と読みます。

「今は」という言い方をしたのは、実は室町から江戸時代にかけては「じゅんど」と読むのが正しいとされてきたからです。

ぜひ豆知識として頭に入れておいてください。

言葉の意味と使い方

忖度の意味は辞書的に言うと、

「相手の心を推し量る」

という意味になります。

使い方としては、

「相手の真意を忖度する」

というような使い方をします。

相手の真意を忖度するというのは、もっと分かりやすく言えば、

「相手の思うところがどの辺りにあるかなということを知ること」を意味しています。

良い風に言えば、相手の気持ちを推し測ること。

悪い風に言えば、相手に探りを入れるということになります。

語源

忖度という言葉は一文字ずつそれぞれ語源があります。

まず「度」から解説します。

「度」というのは、「度合いを知る」ということです。

つまり相手の心を推し量るの「量る」の部分を指しています。

次に「忖」についてですが、「忖」は分解して「心」と「寸」に分けるとわかりやすいです。

「寸」という字は「指一本の長さ」を表しています。

これを「心」と合わせて考えると、「心に指一本の長さを伸ばす」ということになります。

つまり、温度を量るがごとく、相手の心に指を少し入れるようなイメージと考えることができます。

まとめ

  • 読み方「忖度(そんたく)」
  • 意味「相手の心を推し量ること」
  • 使い方「相手の真意を忖度する」

相手の心を推し量ると言うと聞こえは良いですが、実際には相手の本音を探るという意味合いの方が強いのではないかと思います。

できれば相手の心を察して気を配るような使い方をしたいですね。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です